2024年9月15日付信濃毎日新聞掲載「JA広報のページ」記事について

2024年9月15日付信濃毎日新聞に紙面広告を掲載しました。

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 熱波や大雨など異常気象を引き起す地球温暖化を抑えるために原因となる二酸化炭素(CO2)を中心とした温室効果ガスの排出削減が待ったなしの課題となっています。

 農業分野で取れる対策の一つとしてJA長野中央会はもみ殻や果樹の剪定(せんてい)枝などを元にしたバイオ炭※での炭素貯留効果に着目。JA長野県女性協議会、同青年部協議会、長野県生活協同組合連合会とともに共同事業体(コンソーシアム)を組織し、生産者、消費者、地域の三方が一体となって環境に配慮した持続可能な農業を目指す「バイオ炭による三方よしプロジェクト」に取り組みました。実際に取り組んだ農家、団体から二つの例を紹介します。

 

※バイオ炭とは

木や竹をはじめ、もみ殻、畜ふんなど農畜産物の生産に伴って発生する有機性資源(バイオマス)を350度以上の温度で単価させることでできる炭。炭化前のバイオマスは微生物によって分解されたり、燃やして灰にしたりするとCO2が大気に放出されてしまいますが、バイオ炭にすることで炭素を半永久的に貯留することができ、温室効果ガスの排出抑制につながります。さらに、バイオ炭は透水性と通気性に優れているために田畑に入れると、土壌内の水や空気のバランスを適切に保つ土壌改良材としての働きも期待できます。

 

 

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