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イチゴ

イチゴ

現在、長野県では夏秋イチゴの栽培に力を入れています。低温を好むイチゴは夏から秋にかけての国内生産量が少なく、この時期は輸入に依存していました。しかし消費者の声に応え、品種改良と長野県の冷涼な気候があいまって、今では夏から秋にかけておいしいイチゴが出荷できるようになりました。つぶつぶがはっきりして、ヘタの近くまで赤くなっているものが食べごろです。

知っているようで知らない イチゴ3つの特徴

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その1 育成のばらつきを防ぐ
高設栽培用防除機

土に接しないため、汚れや色むらのないイチゴが生産できる高設栽培では、棚をくぐらせる形の防除機が使用されています。防除機の内側に設置された噴口にはそれぞれに角度がつけられており、渦巻くように栄養剤や消毒液を散布され育成のばらつきを防いでくれます。

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その2 厳しい選別作業により出荷される
夏秋イチゴ

標高800メートル以上の冷涼な土地では、夏秋イチゴの「サマープリンセス」が多く栽培されています。果肉が柔らかいサマープリンセスは収穫後、鮮度を維持するため冷蔵庫で冷されます。厳しい選別作業では4LからSまで7段階、さらに形により秀・優・良に別けられ出荷されます。

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その3 気温調節が重要な夏秋イチゴ

夏秋イチゴの栽培ではハウス内の温度調節が重要です。気温が上昇してきたと感じればハウスの窓を開けて通気性を良くし、陽が照り過ぎていると感じれば、遮光シートをハウス内の上部に覆い被せます。ハウスではまるで赤ちゃんの面倒を見るかのように手を掛け、その品質を守っています。

出典:JA長野県ウェブマガジン「長野県のおいしい食べ方」

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