国際協力田発送式を開催しました

米袋にメッセージを書き込む参加者
集合写真
取組報告会にて

JA長野県グループは、JA組合員、一般市民や子供たち、小学校等の参加・協力を受け、みんなで共同作業をして収穫したお米を、飢餓に苦しむマリ共和国へ送る「国際協力田運動」を平成10年から取り組んでいます。

17年目を迎えた本年度、県内で作られたお米を、東京港を経由しマリ共和国へ送り出す「国際協力田発送式」を、1月9日(金)にJA長野県ビル前広場にて開催いたしました。

寒空の中でしたが、県下各地より運動に取り組んでいただいた農家、ボランティアグループ、労働組合、JA役職員等約100人が集まり盛大にお米の送り出しを行いました。
本年度は、県内12JA管内で、計52団体、延べ1,054人の方々に協力をいただき、128aで作付を行い、5,665kgのお米を送ることができました。(当日は、食とみどり、水を守る長野県民会議様が取り組む「アジア・アフリカ支援米活動」と合同で開催を行いました。こちらと合わせると、計9,636kgのお米を送っています。)

発送式では、実際に取組を行ったボランティアグループの方からマリ共和国へのメッセージをいただいたり、マリで使われるバマラ語で参加者により米袋へのメッセージ記入を行いました。その後は皆でトラックに米袋を積み込みトラックの送り出し。
この後、約2か月の長い旅を経て、3月下旬にはマリ共和国へお米が届くそうです。

発送式後は、取組報告会を行い、それぞれの団体から今年度の取組みの行程・感想・反省等を発表しました。
参加者からは「子どもたちを巻き込んで運動の輪を広げていきたい」「米以外にも物を送りたい」「マリの子どもたちと実際に触れ合ってみたい」等のご意見をいただきました。

JA長野県では、引き続き、地域に笑顔が生まれる活動を行ってまいります。

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