地域の未来を共に考える 女性部が常勤役員と懇談

JAみなみ信州
常勤役員に意見を述べるフレッシュミズメンバー
常勤役員に意見を述べるフレッシュミズメンバー

JAみなみ信州女性部は11日、飯田市の同JA本所で同部三役、各支部の代表者、フレッシュミズグループ代表者など部員23人、同JA常勤役員4人、女性理事5人が参加し「常勤役員・女性理事との懇談会」を行った。女性部の現状や抱えている課題を共有し、JA運営への要望や意見を直接常勤役員に伝える貴重な場として毎年開催している。
同部の伊原郁部長は「人と人、JAと地域を結び元気にする女性部の役割はとても大切。より良い活動が続けられ、これからもJAと共に発展していけるよう女性の立場からの意見を発信しましょう」とあいさつした。
同懇談会の前段では、女性理事を含め部員らがグループワークを行い「女性部としてのJAへの要望や意見」をまとめ、同懇談会で常勤役員に向け発表した。「衛生管理にも対応した加工施設の充実」などの要望のほか、「JA祭などで、地域を越え広域で加工品販売を行いたい」や「家庭菜園の提案や技術指導の充実」や「SNSを活用した部員の情報共有や情報発信」などに対するJAの協力を呼び掛けた。
同JAの中村彰組合長は「魅力的な産地づくりには、地域の中心となって南信州の農畜産物を活かした活動を発信していただく女性の皆さんの力が必要。すでに各地域で取り組んでいただいている食育活動は特に重要だと考えている。地域をより元気にしていくために、これからも一緒になって考え取り組んでいきたい」と話した。

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