「組織は人なり」役職員意見交換でコミュニケーションを図る

JA木曽
車座で意見交換する役職員
車座で意見交換する役職員

JA木曽は今年度の職員全体研修会を実施した。今回の研修では、佐久大学の朴相俊教授による講演「怒りの本質と人の成長」が行われ、職場や家庭で人間関係を良好に保つための怒りのコントロール方法や思考、行動について学習した。あわせて、災害発生時の対応であるBCP(事業継続計画)の確認も行った。
今回の目玉である「役員と語る会」は、エンゲージメント調査で浮き彫りとなった「経営層と職員の対話機会の確保」という課題に応えるために実施された。役員と職員が直接対話することで相互のコミュニケーションを深めることが目的である。
具体的な方法は、1グループ17~18人程度の4つに分かれ、組合長、専務、常勤監事、金融理事部長がそれぞれファシリテーターを務めた。あらかじめ用意された以下の4つのテーマに基づき、一人ずつ意見を発表し合い、対話を重ねた。
1.JAのビジョンについて取り組んでいること
2.最近気になったニュースと仕事への生かし方
3.組合員や利用者と交わした最近の会話
4.礼節のある職員と捉える人物像
本会は正解を導き出す場ではなく、全員が自分の考えを言葉にし、ほかの役職員の考えに触れることで新たな気づきにつなげることに重点が置かれた。JA木曽は令和6年度から女性管理職比率の増加や採用・定着率の向上を目指し、評価制度や組織風土の醸成に取り組んでおり、これまでアドバイザーの支援を受けた研修などで役員と語る会を実施したことはあったが、職員全員を対象に行うのは今回が初の試みとなった。経営層と職員がフラットに意見を交わすことで、組織内の風通しを良くし、掲げた目標達成に向けた土壌づくりを目指す考えだ。

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