高品質なぶどうを安定供給へ

JA中野市
あいさつをする藤澤部会長(長野県中野市で)
あいさつをする藤澤部会長(長野県中野市で)

JA中野市と同ぶどう部会は21日、同市のぶどう集出荷センターで「令和8年度露地ぶどう生産者大会」を開いた。行政や生産者、市場関係者ら計182人が出席し、今季の気象経過や生育状況を報告するとともに、本格化する出荷に向けた部会販売方針を確認した。
大会では、今夏の気象条件がもたらした生育への影響を報告し、今後は「食味重視」を最優先に掲げ、高品質なぶどうの徹底した出荷に努めることも確認した。
また、今後の安定生産に向けた次年度以降への共通課題として、気候変動を見据えた5つの重点対策を確認した。地球温暖化に伴う生育前進に備えた管理計画、早期の芽かきによる養分の集中、近年の猛暑に対応する高温日焼け対策、
病害虫の早期発見による被害防止、樹勢と着果量の適正化の5つを徹底していく方針だ。
中野市を代表する主要品種である「シャインマスカット」「ナガノパープル」「クイーンルージュ」の3大品種を中心に生産・販売方針を共有。産地間の競争が激化する中、8月下旬から10月上旬にかけては、JA全農長野と連携し東京、大阪、名古屋の大消費地を中心に積極的な消費宣伝事業を展開し、中野産ぶどうのさらなる消費拡大とブランド力向上を図る計画だ。
同部会の藤澤隆雄部会長は「産地間の競争が激しくなる中、品質と食味が良好な中野市産の高品質なぶどうを安定供給していきたい」と意気込みを語った。

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