シナノリップ規格査定会 カラーチャートで収穫期を再確認

JA上伊那
「シナノリップ」の品質を確かめる(長野県飯島町で)
「シナノリップ」の品質を確かめる(長野県飯島町で)

JA上伊那は7月28日、飯島町でリンゴ「シナノリップ」の規格査定会を開いた。出荷の本格化を前に収穫適期を見極め、高品質なリンゴの出荷につなげることが目的。同JA果樹部会リンゴ専門部の役員やJA、JA全農長野の担当職員ら約10人が出席し、生産者向けの査定会に向けて市場3社と販売情勢などの情報を共有した。
今年は全国的な猛暑日の影響で生育は前進傾向。上伊那管内では8月2日に出荷が始まり、8月中旬ごろに最盛期を迎える見込みだ。
同JAは昨年度、小玉果が多かった園地で摘果などの着果管理を強化したほか、収穫期を早めて過熟果の対策にも取り組み、品質向上に努めた。今年は6月の台風や害虫「夜蛾」の影響で傷果が見られるものの、果実の肥大は良好。目標指数である糖度14度に達した果実もあり、同JAは適期収穫の徹底を呼びかけている。
当日はJA担当職員が収穫カラーチャートを使い、見本のリンゴと比較しながら収穫適期や病害虫対策などを目合わせした。果実が赤く色づき始め、「がくあ部」に青みが残る頃や、青みの中に黄色が混ざり始めた頃を収穫の目安にするよう呼びかけた。また、夜蛾対策として、日焼けネットで園地全体を囲うことや、防蛾灯の継続使用も呼びかけた。
市場担当者は「昨年度は早期収穫を依頼したことで品質の劣化が少なく、卸売業者からも食味が良いと好評だった」と振り返り、「引き続き適期収穫をお願いしたい。確実に査定で品質や食味を見極め、有利販売につなげていきたい」と話した。

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