桃新規栽培者確保に向けて説明会

JAみなみ信州
桃園で説明する職員(長野県飯田市で)
桃園で説明する職員(長野県飯田市で)

JAみなみ信州桃部会は、18日・19日の2日間「桃新規栽培者説明会」を開き4組が参加した。桃は全国的な人気があり、近年はふるさと納税返礼品としても需要が高い。他の果樹との複合経営が可能で、同JAでは高糖度品をブランド化するなど販売も強化している。一方で、生産者の高齢化や園地の老木化による収量減少が課題。対策のひとつとして、10年ほど前から毎年説明会を行い新規栽培者確保を図っている。今後は新規栽培者の栽培開始に向け具体的に支援していく。
19日は同JAいいだ果実選果場(飯田市)で開催した。同JA営農部果実柿課桃チーフの片桐将史技術員が各品目の栽培状況や販売情勢、新規開園に向けた補助制度などを説明。栽培カレンダーを示し、農繁期や収穫期が重複しない品目との組み合わせを提案し、収入確保だけではなく災害リスク等の分散が安定経営につながると話した。また同選果場近隣の桃の成園を見学し、参加者は規模感や仕立て方などを確認した。
参加した木下保恵さん(50・高森町)は「現在のアスパラガスと市田柿の生産に加え、桃と梨のどちらかの栽培を検討しており参加した。比較的初期投資がかからない桃に魅力を感じた。今後相談しながら進めていきたい」と話した。
片桐技術員は「桃栽培に興味を持っている方に、冬季の収入源となる市田柿などを含めた複合栽培を提案したい。果樹全体の新規就農者の確保に向け、参加いただいた方がスムーズに参入できるよう、サポートを続けていく」と話した。

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