食と農の体験を通じ、JA職員のコミュニケーション能力の向上めざす

JA信州うえだ
田植えを初体験する職員(長野県上田市で)
田植えを初体験する職員(長野県上田市で)

JA信州うえだ丸子地区事業部は、後継者がいない農地を借り受け、職員が米作りに取り組んでいる。活動タイトルは、「食と農のコミュニケーション強化“米と酒造り”」。職員が農業知識を身に付け、組合員への対応力を強化することが目的だ。 
同事業部は、農業経験のない若手職員のため、2018年から米や野菜栽培などの農業体験を行っている。20年からは「農業者と消費者を結び付け、地域の農業と関連商工業が共に元気になる取り組み」を目標に、酒造りを企画した。同地区内の酒造会社に委託して醸造した日本酒は「夢現」(ゆめうつつ)と名付けて販売し、リピーターもできて毎年人気となっている。
今年も、6月9日に職員13人が上田市の水田で田植えを行った。JA営農技術員の指導を受けながら、酒造好適米の「山恵錦」の苗を植えた。田植えをした職員は「お米づくり未経験で不安な気持ちでしたが、営農技術員から実地指導をしてもらって楽しく体験でき、自分で植えられたことに驚きました」と話した。
秋には収穫を行い、来春には日本酒となる予定だ。

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