桃の主力「あかつき」選果開始 平均糖度14度

JAみなみ信州
丁寧に行った「あかつき」の初選果(長野県飯田市で)
丁寧に行った「あかつき」の初選果(長野県飯田市で)

JAみなみ信州は10日、飯田市の同JAいいだ果実選果場で同JA桃のメイン品種「あかつき」の選果作業を開始した。昨年より8日早くこれまでで最も早い初選果となった。この日選果したあかつきの平均糖度は14度と初日から甘く、しっかりと赤く色付き良い仕上がり。飯田市・高森町・豊丘村から集まった「あかつき」と「白鳳」合わせて600kgを選果し、同JA直売所、県内市場へ出荷した。
同JA営農部によると、春先の気温が高く推移したことで開花時期では昨年よりも6~10日ほど早く生育が進んだ。定期的な降雨があったことから、徹底した防除など生産者の丁寧な管理作業により病害の発生は少なく肥大・色付きも順調に進んでいる。今年度の桃全体の出荷量を725トン(前年度比1.8%増)と見込み、関東・県内・中京・関西・九州と全国の市場へ出荷していく。出荷ピークは18日~25日頃で8月5日頃まで続く。7月末頃からは晩生種「川中島白桃」へとリレーし8月20日頃まで続く。
同JA営農部果実柿課桃チーフの片桐将史技術員は「生産者の皆さんが天候や桃の様子を見ながら適切な管理を行ったことで甘くおいしい桃に仕上がっている。味や香りをしっかりと味わってもらいたい。良い物が出荷されているので販売も強化し、生産者の手取りをしっかりと確保していきたい」と話した。 
同JAではふるさと納税返礼品の取り扱いも増え、桃の人気が高まる一方で生産者の高齢化や園地の老木化による生産量の低下が課題となっている。同JA桃部会では7月18・19日には新規生産者説明会開催を予定。生産量維持拡大に向け生産者確保や栽培技術向上に取り組んでいる。

MENU