動画活用をPR 地域全体での米品質向上の取り組み

JAみなみ信州
動画の活用をPRする職員(長野県飯田市で)
動画の活用をPRする職員(長野県飯田市で)

JAみなみ信州は米の品質向上に向け、特に今年も被害発生が懸念されるカメムシ対策について地域全体での対策が必要だとして、以前同JAで開催した「水稲防除講習会」の内容をYouTubeで一般公開している。
斑点米カメムシによる被害は出穂後の稲穂を吸汁することで発生し、品質低下による米価への影響が大きい。JAでは、暖冬の影響などから今年度も斑点米カメムシの発生が多いと予想しており、2回散布による防除を推奨している。出穂10日前頃に殺虫殺菌剤を散布し、いもち病とカメムシを同時防除。さらに糊熟期前にカメムシ剤を散布し、約14日間の効果で黄熟期まで防除する体系を推奨している。
動画では、水稲の重要病害であるいもち病対策や除草剤の効果的な使用方法、カメムシ対策について、農業タレント田中さきさんが具体的な薬剤や散布時期を詳しく解説している。
また同JA資材店舗では7月10日から31日まで「カメムシ撃退応援セール」を開催。畔からの投込み散布ができる省力剤を中心に、カメムシ対策剤や、いもち病とカメムシを同時防除できる殺虫殺菌剤などの対象薬剤を特別価格で販売し、生産者の効率的な防除対策と米の品質向上を後押ししている。
同JA営農部農業資材課の大沢雅担当は「カメムシ対策は地域全体で取り組むことで効果が高まる。動画などの営農情報も参考にしながら、地域で声を掛け合い適期防除を徹底してほしい」と話している。

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