JAみなみ信州ではマリーゴールドの出荷が本格化している。1日、同JA総合集荷販売センター(豊丘村)には5,130本のマリーゴールドが集荷された。マリーゴールドは比較的省力で栽培でき、ブライダルやアレンジなどに通年需要がある。春から秋まで長く生産でき価格も通年安定していることから、同JAでは24年度から生産振興を強化。今シーズンは24年度より40%増となる46万本の出荷を予定している。生産者は37人と、24年度から20人増加している。
同JA営農部によると今年は安定した天候の中、定期的な降雨もあり適切な防除など丁寧な管理作業により順調に生育が進んでいる。5月下旬から始まった出荷は10月中旬までを予定し、関東・中京・関西・九州方面の市場へ出荷していく。
同JAは今年度から生産コスト低減対策として、花きを包むビニール資材(スリーブ)を新聞紙で代用するスリーブレスに取り組んでいる。花き同士のスレをなくし、荷のムレを軽減する同様の荷造りができる。現時点でクレーム等なく順調に出荷できており、今後他の品目でも取り組みを広げる予定。
同JA営農部販売課の松島明完係長は「マリーゴールドは扱いやすい花の大きさで市場からもシーズンを通してしっかりとした需要がある。生産振興と同時に、生産コストを抑え生産者の手取りが向上する取り組みも進めたい」と話した。