JA上伊那南箕輪支所は6月9日と18日の2日間、伊那市と南箕輪村でリンゴ体験学習を開いた。同教室は、地元農家から栽培方法を学ぶことでリンゴの成長過程や栽培の苦労、収穫の喜びを知ってもらうことを目的に毎年開催している。今年は2農家が協力し、村内の小学3年生164人が晩生種「ふじ」の栽培について学習する。
南箕輪村立南部小学校の児童45人は18日、同市の白鳥勲さん(54)の農園を訪れ、摘果作業を体験した。JA担当職員と白鳥さんが、栽培方法や摘果作業の注意点を説明。果実に日光を十分に当てるための剪定作業の重要性や、ミツバチによる受粉の仕組みなどを伝えた。その後、児童らは果実を傷つけないよう注意しながら、成長させる果実を見極めて摘果に取り組んだ。果実はノギスで大きさを測り、形やサイズを記録した。
児童は「リンゴを半分に切ると、星形や縦の筋があり面白かった」「摘果作業が楽しく、時間があっという間に過ぎた」などと話し、笑顔を見せた。
白鳥さんは「地元でリンゴづくりを体験してもらい、リンゴを好きになってもらえればうれしい」と期待を寄せた。
同教室は11月までに計4回の開催を計画しており、今後は成長過程の観察のほか、シールで模様を付けてオリジナルリンゴの収穫も行う予定。