満開のドーム菊を咲かせよう 中洲小の4年生の菊作りを健香会が指導

JA信州諏訪
健香会の奥山顧問(左)からドーム菊の植え方を教わる中洲小4年生(長野県諏訪市で)
健香会の奥山顧問(左)からドーム菊の植え方を教わる中洲小4年生(長野県諏訪市で)

JA信州諏訪健香会は今年度、諏訪市の中洲小学校が取り組むドーム菊を育てる授業を初めて指導する。全4回の授業で、4年生98人が参加。水やりや観察などをして、諏訪大社上社で10月から行う菊花の展示会「第43回諏訪大社上社奉献菊花展」への出品を目指す。初回は6月4日に同校で行い、ポットに入った苗を鉢に移す植え替えを実施。満開の菊を咲かせようと、協力して丁寧な作業を行った。
健香会による小学校の菊作りは、当JA管内の他の学校で行っていたがコロナ禍の影響で活動が停止。自分の手で育てることで、菊作りや農業に興味を持ってもらいたいと考えていた中、上社から「子どもたちにも出品してもらい、菊花展をさらに盛り上げてほしい」と提案を受けて再開した。地元JAの諏訪中央支所と協力して行う。
ドーム菊は、小菊を丸いドーム状に仕立てる栽培方法。秋には直径60センチほどの大きさに成長し、花の色は赤、黄、白と多い。福助など他の菊と比べて育てやすいため採用した。
子どもたちは10人ほどに分かれて班を作り、班ごと1鉢を担当。同会の小林宗吉会長と奥山幸茂顧問に教わりながら、直径約15センチの5号鉢に赤、黄、白の菊の苗を植えた。鉢の半分ほど土を入れて上から木の棒で押し固め、その上に苗を置き、さらに土を入れて棒で固める作業。「鉢のふちから3センチは空けて土を入れて」などのアドバイスを受けて、作業を分担しながら取り組んでいた。
最後は肥料を入れ、水をあげて完成。「大きい花を咲かせたい」「どんな色になるか楽しみ」などと成長を待ちきれない様子で鉢を眺めていた。
小林会長は「水やりは人間の食事と同じ。毎日忘れずに行って、秋にはきれいな花を咲かせてほしい」と期待。同支所の藤森健二統括所長は「学校、児童にとって初めての貴重な体験なので、大輪の花が咲くようにしっかりサポートしたい」と話した。

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