ブルーベリー収穫最盛期

JAみなみ信州
丁寧にブルーベリーを収穫する塩沢さん(長野県飯田市で)
丁寧にブルーベリーを収穫する塩沢さん(長野県飯田市で)

JAみなみ信州管内ではブルーベリーの収穫作業が最盛期を迎えている。管内全域で生産され、県内でもトップクラスの生産量を誇る。今シーズンは開花期の天候に恵まれ着果量がしっかりと確保でき、粒張りも良好。昨年を上回る23.4トン(前年度比5%増)の出荷を見込んでいる。同JAは今年から主要の100gカップでは4階級あった出荷規格を2階級に集約。生産者の選別作業の労力軽減による出荷量維持・拡大につなげるねらい。1日に始まった出荷は6月20日頃をピークに、品種リレーにより7月末頃まで関東・中京を中心に県内・関西方面の市場へ出荷する。
飯田市上久堅の塩沢芳江さん(65)のお宅では10日から収穫を始めた。降雨の中での収穫作業の労力軽減、病害虫対策として塩沢さんは簡易雨よけで栽培を行っている。県外の視察先で学んだ剪定方法を取り入れ、摘花作業を丁寧に行うことで粒の大きさが揃い品質が安定してきたという。デュークやアーリーブルーなど5品種を栽培している。「ブルーベリーは45年ほど前に母が始めた大切なもの。今はひとりで作業しているので、品種を組み合わせて出荷時期を調節している。手間がかかるが反収が良く、これからも長く続けられそう。できるだけ良い物を届けていきたい」と話した。塩沢さんのお宅では7月中旬頃まで収穫し、昨年並みの2,000カップ(1カップ100g)の出荷を予定している。
同JA営農部果実柿課ブルーベリーチーフの原章郎技術員は「生産者の皆さんは天候を見ながらの収穫作業、選別、荷造りと1粒ずつ手間のかかる作業を丁寧に進めてくれている。品種による味わいの違いをぜひ楽しんでもらいたい」と話した。
短期集中で行う収穫作業は梅雨時期と重なることから、生産者は雨カッパを着て作業するなど適期での収穫を徹底している。

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