梨の仕上げ摘果指導会 収量確保に向けポイントを確認

JAあづみ
ポイントを解説する宮腰営農指導員(中央)(安曇野市三郷)
ポイントを解説する宮腰営農指導員(中央)(安曇野市三郷)

JAあづみ梨部会は5月25日、安曇野市三郷の圃場で梨の仕上げ摘果指導会を開き、部会員やJA営農指導員ら約15人が参加した。梨の安定生産や収量確保を図るために開かれており摘果方法や生育状況を確認する。
予備摘果で残した果実をさらに厳選し、養分を集中させ、大玉で糖度ののった梨を生産するうえで大切な作業だ。果形が良く光沢のあるものを残しながら、生育不良により果形の悪い果実を落とすことが基本となる。
この日、三郷地域営農センターの宮腰政寛営農指導員が品種ごとの作業ポイントや適切な着果量について実演を交えながら解説した。
南水は満開後30日~45日までに3~4果叢に1果を着果基準とし、日焼け果・軸折れ原因となることから、上向き果台の果実は使用しないこととし、幸水は短果枝で連続した果叢に着果すると裂果の原因となるため間隔をあけるよう指導した。豊水は変形果の発生が多く幼果期での果形を見極めるのが困難なため、仕上げ摘果後も7月までかけて園内を見回り、変形果を除くことが呼びかけられた。
加えて新梢管理や農薬散布の注意事項や、カメムシの防除についての留意点についても触れ、収穫期に向けた品質管理を徹底した。
生産者の一人は「品質を左右する重要な作業。着果量や樹勢を見極めながら適正な管理に努めたい」と話した。

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