JAみなみ信州青年部山本支部は1日、飯田市の山本小学校5年生37人と同校の構内にある田んぼで田植えを行った。同支部員3人のほか同JA職員も作業を手伝った。毎年同校の米づくりを指導しており、今年で15年目。同支部員のほとんどが同校の卒業生で、米づくりをした経験が記憶に残る中、自らが農業者となって子どもたちに農業の楽しさを伝えている。今年は田おこし・代掻き作業も児童が行い、水田の準備を整えて田植えを迎えた。
この日は、同JA営農部農産課の清水明寿技術員が田植えの仕方を指導。「苗を指で根までしっかり押し込みましょう」と説明。児童らは班に分かれ一列になって天竜乙女の苗を丁寧に植え付けた。植え残しがないように声をかけ合い田んぼ一面に苗を植えた。同支部員は目印のヒモを持ちながら、「でこぼこした場所はまずは手で慣らして」と声をかけ作業をサポートした。
田植え作業をした島崎航くん(10)は「田植えは思っていたより大変だったけど、おいしいお米を食べることが楽しみ」と話をした。
同支部の新城龍弥支部長は「機械化が進む中で手植えは貴重な体験。米作りの苦労を知ることで食の大切さを実感してほしい」と話した。
同校では10月下旬に稲刈り、はざかけを行い新米を味わう予定。