新しい繋がりと、持続可能な学び

JA長野八ヶ岳
“マイストーリー”を語る新海さん
“マイストーリー”を語る新海さん

JA長野八ヶ岳、5月18日、地域の女性農業従事者を対象としたワークショップを南佐久郡南牧村野辺山基幹集落センターで開催した。「国際女性従事者年」を意識したイベントで5月、8月、11月、2月の全4回。地域の女性による自主的な活動を支援し、仲間づくりや生きがいの場を提供、女性農業従事者の自主自立を促し、積極的な活動参加参画につなげることを目的とする。
JAを代表し企画総務部 井出 公夫部長は「同じ気持ちが繋がることで大きな力となる。この学びを通して新しい出会いや課題解決のアプローチ方法を学んでほしい」と挨拶した。
講師は南佐久郡川上村で農業を行う新海智子さん。地域での女性の役割。そして、『農家の嫁』として期待される『こうあるべき』という無言のプレッシャーの中、自分を変えたい気持ちで一歩を踏み出し「答え」は「自分の中から見つける」ことだと気づく。全国農業女性コミュニティ主宰、農林水産省「農業女子プロジェクト」メンバーの新海さんはキャリアコンサルタントの資格を生かし、現在、農業女性を応援する活動を行っている。
第一回目は、新海さんが中心となり開発した女性農業者向け幸福度診断アプリ「アグリミー」を活用しワークショップを行い、“自身の心の現在地の可視化”を行った。
後半では、16の質問の中で、一番気になった問いについて二人一組になり傾聴対話、普段の生活で後回しにしがちな、自身に矢印を向ける時間となった。
「地域の新しい出会いが楽しかった。繁忙期である8月も必ず参加したい」「人の目を気にしたり、相手の気持ちを考えないで自分の話をできる時間はとても貴重」などの感想が聞かれた。
ワーク後のアンケートでは「心のフィットネスの時間」は、他の農業女性にとっても必要だと回答が多かった。
新海さん「モヤモヤ(感情)の裏には宝物(ニーズ)がある。土の状態を知るように自分の心を見つめ、まずは自分がどう生きていきたいかを考えること。この学びを通して農業女性が自分の幸せをデザインし、多様な個性がそれぞれに生きる『豊かな森』のような地域に繋がれば嬉しい」と話した。
このワークを通して参加者とともにJA長野八ヶ岳独自の“農業女性の幸せを図る指標づくり”を目指す。

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