信州諏訪が県内生産量第1位を誇る 宿根スターチス「サマーチェリー」出荷本格化

JA信州諏訪
出荷本格化を迎えるサマーチェリーの品質を確認する日達さん(長野県原村で)
出荷本格化を迎えるサマーチェリーの品質を確認する日達さん(長野県原村で)

JA信州諏訪が長野県内生産量第1位を誇る宿根スターチス「サマーチェリー」の出荷が5月下旬、最盛期を迎えている。JAスターチス部会の日達義明さん(42)は5月27日、JA原村営農センターに12ケース(1ケース40本)を初出荷。母の日・ジューンブライドなど6月の需要期に合わせて、花色が豊富でボリュームがある信州諏訪のサマーチェリーが全国に届けられる。
宿根スターチスの一種「ハイブリッドスターチス」を管内では古くから「サマーチェリー」の名称で出荷し、JAの重要品目の一つとして位置付けている。2026年度は、71人が栽培。年間出荷数量1万3350ケース、販売金額6408万円の達成を目指す。
日達さんは、トルコギキョウの連作障害対策として栽培を始め、今年で5年目。今年度の作付けは昨年9月上旬、ハウス1棟(2.5アール)に、黄の「山吹」、赤の「電光赤華」、薄ピンクで八重品種の「雲竜」を定植。今年に入って湿気があったため、株落ちにならないようかん水を控えた。その影響を心配したが、茎は硬く、草丈が伸び、ボリュームもあり「作柄は例年通り良好。丈75センチの秀品の出荷規格で出荷できる」(日達さん)という。
6月下旬まで週3日、日量平均20~30ケースをJA原村営農センターに出荷する。昨年後半、暑さや乾燥でアザミウマの発生があった。このため、今年は早めの防除で品質を維持する考えだ。
今後は、6月後半から一年生スターチス「シュニアータ」、9月ごろからトルコギキョウの収穫を行う。
日達さんは「信州諏訪のスターチスは花色の豊富さ、草丈の長さ、ボリューム感で市場からの評価が高い。今年も適期で収穫ができるよう管理し、きれいなサマーチェリーを出荷できるよう頑張る」と話した。

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