JA上伊那は5月27日、第30回通常総代会を伊那市のJA本所で開いた。書面議決を含む458人の総代が出席。2025年度事業報告や26年度事業計画、施設整備積立金規程の制定についてなど全9議案を可決した。販売品取扱高は24年ぶりに181億円を上回った。
25年度は、主力品目のリンゴで高密植栽培への切り替えが進み、春先の凍霜害など自然災害も少なかったことで目標としていた販売高10億円を達成。栽培振興を進める白ネギでは、生産戸数の増加や予冷体制強化で前年を上回る販売高を記録した。また、共選出荷が本格化したアスパラガスでは、全国的な春先の発芽不良で伸び悩んだものの、共選施設利用率が61.9%となり市場からも高い品質評価を受けた。販売品取扱高は181億8,287万円(前年比123.4%、計画比133.0%)、当期未処分剰余金は10億878万円を計上した。
26年度は、合併30周年を迎える重要な1年。「持続可能な上伊那農業」を次世代につなぐため、主要施策①農業振興戦略②組織基盤強化戦略③経営基盤強化戦略に取り組んでいく。
西村篝組合長は「管内には販売高1億円を超える品目が約20品目あり、若手生産者が中心となって目標達成に向けて意欲的に取り組んでいる。安心できる農業生産ができ、子どもたちに継承してもらうために、これからも組合員の皆さんと共に歩んでいきたい」とあいさつした。