JAあづみ青壮年部や女性部、農政協議会、コープながのらが協力し展開する「ふれあい農園」が5月9日に開園した。生産者と消費者が互いの立場を超えた交流を図ることを目的に1995年から始まり、今年で32年目を迎える。
農薬をほぼ使わずに育てるのが特徴の一つで、除草剤を使わない代わりに参加者全員で草取り作業を行うなど安全・安心な農産物作りにこだわる。さらに種まきや定植、収穫、中間管理といった農作業体験を通じ、新鮮な農作物が食卓に並ぶまでの過程を学ぶ。
安曇野市堀金の約30㌃の畑を活用し、11月まで隔週土曜日に15回にわたり活動を実施。年間通して約20品目以上を育てる。
今年度は茅野市や白馬村といった県内各地から13家族、37人が参加した。参加者は子連れの夫婦からシニア層まで幅広く、世代を超えて親しまれている。
この日はオリエンテーションを実施し、JA職員や部員らに教わりながら、ミニトマトやピーマン、サニーレタスなどの苗を泥だらけになりながら丁寧に植えていった。
堀井勇司青壮年部長は「一緒に育てた野菜を、皆で美味しく食べたい。楽しみながら作業しよう」と呼びかけ手塚富喜子女性部長は「学びを深めながら収穫まで頑張ろう」と意気込んだ。
家族3人で参加した安曇野市の甘田大地さん(33)は「ふれあい農園を通じ子どもが農業に興味を持ってくれたら嬉しい」と笑顔で話した。
8月には収穫した野菜を使いバーベキューを、25年3月には冬の交流会を行う予定だ。