JA上伊那管内で小梅の出荷が最盛期を迎えている。管内全域から小梅が集まる飯島町のJA飯島園芸集出荷場では、昨年より4日早い5月15日から受け入れを開始。最盛期は5月25日頃まで続き、6月上旬まで出荷する予定。
JA管内では中川村や飯島町などの約50戸が「竜峡小梅」を中心に栽培する。今年は3月以降の気温が高かったことで生育が前進。5月1日に一部地域で降雹があったことで傷物が増え、集荷量の約1割が加工品用となる見込み。全体的には病害虫の発生が少なく、良好な品質だ。
5月20日、同集出荷場ではJA担当職員や作業員ら6人が約1トンの小梅を選果。生産者から持ち込まれた梅に傷や病気の有無、過熟果が混ざっていないかを目視で確認して、専用の選果機を使い規格ごとに箱詰めした。
JA担当職員は「収穫目前に降雹の被害があったことは残念だが、適度な降雨で玉伸びは良い。ここ数日は天気の良い日も続いているため、気温の上昇によって過熟にならないように気を付けながら収穫作業を進めてほしい」と話した。
箱詰めされた小梅は、青果として県内外の市場に出荷するほか、漬物や梅酒などの加工品用として地元業者にも出荷している。
小梅の後には中梅などが続き、6月末までに合わせて約20トンを出荷する見込みだ。