子ども食堂の畑づくりを支援 取組み2年目 作付面積増やし栽培

JA信州諏訪
子どもたちのために畝立てとマルチ張りを行う職員(長野県茅野市で)
子どもたちのために畝立てとマルチ張りを行う職員(長野県茅野市で)

茅野市のJA信州諏訪茅野中央支所は2026年度、茅野市の子ども食堂「コミュ・きっちん天香」の畑づくりを支援する。5月15日、職員が茅野市のほ場で栽培に向けた準備を整えた。同食堂を利用する子どもがサツマイモ・トウモロコシを定植し、収穫を楽しみに大切に管理していく。
この取組みは今年で2年目。特定非営利活動法人信州協働会議の八幡カオリ理事長から「子どもたちに農作業を経験してもらいたい」という依頼を受けて実現した。2025年度はJAがサツマイモの苗100本を提供し、豊作で大変好評だった。今年は、サツマイモ同数に加え、要望に応えてトウモロコシ「ゴールドラッシュ」の種を提供。活動に協力する同市の小林妙子さん(55)のほ場で栽培する。
15日は、同支所、JA茅野市営農センター、管理部の職員6人が作業。ほ場に施肥した後、30メートルの畝を6本作ってマルチ張りを行った。
さらに、小林さんに管理方法をアドバイス。サツマイモの苗は6月上旬、40センチ間隔でマルチに穴を開けて植えていく。その後は、草取りやつる返しを行い、10月末から11月初旬頃に収穫できる見込みだ。トウモロコシは種を育苗した後、45センチ間隔で千鳥植えを行う。8月8日頃の収穫をめざす。収穫後は、同食堂の食材としての利用やフードドライブなどを計画している。
八幡理事長は「JAの皆さんには子どもたちのため、快く協力をいただき感謝している。子どもたちには自分で食べるものを自分で育てる実体験をしてもらい、『本物』を見る目を養ってほしい」と感謝を伝えた。
同支所の野明光幸統括所長は「子どもたちがスムーズに定植作業ができるよう、準備を整えることができた。収穫を楽しみにしながら、農作物の成長過程を学んでほしい」と願っている。

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