JA信州諏訪の組合員向け講座「3B体操教室」の講師を務める茅野市の樽井洋子さん(81)が、公益社団法人日本3B体操協会の「名誉指導者」に認定された。指導者として15年教室を続け、生徒の中から県内最多の9人の指導者を養成し、70歳以上で、同協会県支部の推薦を受けて認められた。子どもから高齢者まで、誰もが気軽に楽しめる健康体操として、3B体操の魅力を伝え続けている。
樽井さんは日本体育大学卒、保健体育の元教員。60歳を過ぎて地域から健康づくり教室などの講師の依頼があり、さまざまな資格を取って活動してきた。
長年JAの組合員で、2002年からJAの「ストレッチ教室」を担当。2011年、指導者の資格を取ったことがきっかけで、職員に同講座の企画を提案し、開講した。これまで教えてきた会員は、30人以上にのぼる。
3B体操は、3つの道具「ボール」「ベル」「ベルター」を使い、音楽に合わせて体を動かす健康体操。2歳から90歳頃まで、幅広い世代が安全に楽しめる。有酸素運動・バランス機能改善などへの効果が期待される。
同講座は2026年度、会員10人が所属。諏訪市のJA諏訪支所で毎月2回開いている。現在は、10月の同協会創立55周年記念全国大会長野県大会に向け、ボールの実技を練習中。樽井さんを中心に、会員皆仲が良く、互いに教え合い、褒め合いながら和気あいあいと活動している。
認定を受け、樽井さんは「名誉指導者をずっと目指してきたので、感無量の気持ち。家族の応援と、素晴らしい仲間(会員)のおかげで続けてくることができた」と振り返る。
「次の目標は、90歳で〝卒業〟すること。それまでにより多くの指導者を養成し、諏訪地域に3B体操を広められるよう頑張りたい」と抱負を語る。
同講座事務局でJA管理部協同活動推進課の神澤ちえ担当は「樽井先生の気さくな人柄で、教室はいつも明るく、活気に満ちている。これからも、組合員の健康増進のため、末長く続けてもらいたい」と話している。