各地でリンゴの予備摘果指導会開催

JAあづみ
ポイントを解説する西牧指導員(松本市梓川)
ポイントを解説する西牧指導員(松本市梓川)

高品質なリンゴ栽培に向け、JAあづみは4月下旬、各地でリンゴの予備摘果指導会を開き、部会員やJA営農指導員らが参加した。生育状況や摘果の基本事項、薬剤摘果の使用方法などについて情報が共有された。
予備摘果は1つの果そうの中で最も大きい中心果を残して他を摘み取ることで、養分を集中させ、大玉で高品質な果実を育てるための重要な作業。満開後から30日以内を目安に作業を終えることが望ましいとされ、樹への負担軽減や翌年の安定生産にもつながる。生育は前年よりさらに進んでおり、平年比で9日前後前進。小玉傾向にならぬよう早めの作業を呼びかけた。
主力品種であるサンふじは、中心果がない場合はがく立ちしている肥大の良い側果を選んで残すことを説明。また、つがるでは5月下旬までに予備摘果を終わらせることとし、着果量不足にならぬよう過剰摘果に注意することなど、品種ごとに注意する点を周知した。
薬剤摘果の説明では、サンふじやシナノスイート、ぐんま名月等の大玉生産が必要な品種では、小玉果軽減の為に腋芽果を対象に散布するやり方もあることが説明された。
生産者の一人は「消費者に喜んでもらえるよう、適期作業を心がけ高品質なリンゴ生産に励みたい」と話した。
梓川地域営農センターの西牧雅史営農指導員は「今年は大きな霜害も無く生育が早まっているので、がく立ちの様子を見ながら遅れない様に作業を進めて頂きたい」と述べた。

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