JAあづみは4月中旬、管内4会場で2026年度産の麦追肥指導会の2回目を開催した。近年は温暖化の影響で暖冬となり、麦の生育が進むことがあるため、適期の追肥作業を呼びかけ、多収量で高品質な麦生産を目指す。26年産の出荷計画は、大麦と小麦を合わせて2400t、生産販売高は3億円を見込んでいる。
同JAは、大麦2種、小麦3種を生産している。麦生産量は県全体の3割を占め、トップクラス。大麦は麦茶需要の高まりを受け24年産から「シュンライ」へ切り替えた。小麦は日本麺用の「しゅんよう」「しろゆたか」などを中心に約737haで栽培をする。
4月15日、安曇野市で開いた指導会には、穂高地域の生産者約15人が参加。長野県松本農業農村支援センターの北澤豊主査を講師に、26年産の生育状況を確認し、適期追肥作業や湿害対策などを学んだ。
麦は、追肥が重要な作業で収量や品質に直結する。2回の追肥を基本とし、1回目は「茎数確保」を目的に越冬後から茎立期の2月末から3月に行う。2回目は「品質向上」を目的に、登熟やタンパク質含有量の向上を図るため、止葉展開期の4月末から5月上旬を目安に行う。
追肥のタイミングや量が、収量やタンパク質含有率に関わるため、26年産も「麦の生育状況にあわせた適期・適量追肥」を心掛けてほしいという。
JA営農経済事業部米穀課の西牧宏課長代理は「収量や品質向上に向けて重要となるので適期に適量、追肥し麦秋をむかえたいです」と話した。