JAあづみりんご部会小倉支部は4月14日、安曇野市で人工授粉並びに花摘み及び当面の管理指導会を開いた。同日に2回にわたり指導会を開催し、部会員やJA営農指導員ら約45人が参加した。リンゴの品質向上を目的として、開花期に合わせ毎年開催している。
人工授粉は天候に左右されず安定した結実を確保するとともに、形状の良い果実生産につなげるために行われる重要な作業だ。また花摘み作業は不要な花を摘み取ることで養分の分散を防ぎ、大玉で着色の良い果実の生産につながっていく。
会では人工授粉の実施時期や方法、花粉の取り扱いに合わせて、花摘みのポイントをJA営農指導員が要点をおさえて解説。また人工授粉に必要な花粉や梵天なども生産者に配布された。
人工授粉では、風の弱い時を狙い、中心花の開花状況を確認しながら5分咲きから中心花満開期に受粉作業を行うことを呼び掛けた。また使用する花粉は24時間前に冷蔵庫から取り出し外気温に近い室温になじませてから使用することとした。
花摘みでは中心花を残しつつ必要のない花は適切に摘むことや、摘果作業の遅れによる肥大不良にならないよう注意を呼び掛けた。
生産者の一人は「手間のかかる作業だが、初期管理がそのまま収穫のできに影響するため気を抜かずに取り組んでいきたい」と話した。