JA上伊那野菜部会定期総会 ロゴマーク作成で団結力高める

JA上伊那
西村組合長(右)から表彰状と記念品を受け取る生産者(長野県伊那市で)
西村組合長(右)から表彰状と記念品を受け取る生産者(長野県伊那市で)

JA上伊那野菜部会は4月10日、伊那市のJA本所で第30回JA上伊那野菜部会定期総会を開いた。部会員やJA役職員、JA全農長野、上伊那農業農村支援センターの担当者ら92人が出席。2025年度事業報告や26年度事業計画など4議案を承認した。
同部会は「出荷規格を守り高品質な野菜生産で上伊那ブランドを確立しよう」を基本方針に掲げ、アスパラガスや白ネギの販売高10億円を目指す。発足30周年を記念し、12種類の野菜を描いたオリジナルロゴマークを新たに作成。今後、販売促進などのイベントで活用しPRするほか、部会員同士の団結力を高めていく。
25年度は夏場の高温傾向の影響を受け、野菜全般の生育に影響が出た。アスパラガスは春先の低温で春芽が減少したものの、市場との距離が近く運搬時間が短いことで鮮度を維持し、安定した品質が評価された。ブロッコリーは好天で病害の発生が少なく、出荷箱のサイズを大きくし氷の数量を増やしたことで市場到着時の氷の残量が増えるなど、鮮度が向上。白ネギは10月以降に高温が落ち着いたことで太物率が上昇し、過去最高の販売高9億5000万円を記録した。
首都圏へのアクセスが良い上伊那地域は市場からの出荷要望が強く、同部会は担い手育成や生産拡大を進める好機と捉えている。26年度は、新規生産者の確保や反収向上に取り組み、さらなる増産を図る方針だ。
総会では栽培者表彰も行った。功績賞として上伊那の野菜事業や地域の育成に貢献した部会員3人と、功労賞として野菜部会の発展に貢献した部会員52人が受賞した。
受賞者らは同JAの西村篝組合長から表彰状や記念品を受け取った。また役員改選も行われ、26~27年度の同部会部会長に富永弘師さんが選任された。
富永部会長は「若手生産者も増え、部会員から力をもらっている。上伊那産の野菜をより多くの消費者に届けられるよう、部会の発展に努めたい」とあいさつした。

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