春のアスパラガス出荷本格化

JAみなみ信州
アスパラガスを選果する作業員(長野県豊丘村で)
アスパラガスを選果する作業員(長野県豊丘村で)

JAみなみ信州では春のアスパラガスの出荷が本格化している。13日には管内全域から約1.2トンのアスパラガスが豊丘村の同JA総合集荷販売センターに集められ中京方面へ出荷した。今年はしっかりと太さがある良品が出てきているという。同JA営農部農産課の伊藤昭成技術員は「厳しい生産環境の中でも生産者の皆さんは冬場にも丁寧な管理を行い、高品質なアスパラガスが出荷されている。春の甘くやわらかなアスパラガスをまるごと味わってほしい」と話した。
同JAアスパラガス専門部員は167名で、栽培面積は15ha。2026年度の販売金額を2億6,000万円(前年比14%増)、出荷量を170トン(前年比7%減)と見込み、主に中京方面の市場に向け出荷する。
今年度は3月5日から出荷が始まり、ここにきて気温が上昇し続々と収穫作業が進められている。昨年は夏の高温の影響で細物傾向だったことから今シーズンは生産者が冬場にも灌水や防除を丁寧に行ったこと、昨年秋の気温低下が早く株に養分がしっかりと蓄えられたことで高品質なアスパラガスが収穫されている。
同JAによると4月中下旬~5月上旬を出荷ピークに5月中下旬まで出荷が続き、6月下旬からは夏芽が本格化し夏のアスパラガスの出荷が始まる。中京方面の重点市場へ集中出荷を行うことで価格を安定させ売り場を確保する。5kgバラ、ホワイト・ムラサキ・極太から不揃い、穂先までと幅広い受け入れを行い、細物や下級品の値決め販売にも注力し生産者の手取り向上を図る。
同専門部では2034年までに栽培面積20ha(25年度約15ha)、販売金額4億円(25年度約2.2億円)への再興を掲げた。26年度は「圃場カルテシステム」で集約した圃場毎の栽培・生育情報、管理傾向等を共有することで、平均反収1.5倍への底上げを図る。また、雨よけハウス等施設化推進により、品質向上と生産拡大に取り組む。

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