アスパラガス一年養成株配付 発芽率良好で収穫に期待高まる

JA上伊那
掘り起こした一年養成株を袋に詰める生産者(長野県伊那市で)
掘り起こした一年養成株を袋に詰める生産者(長野県伊那市で)

JA上伊那は3月28日から30日の3日間、同JAのグループ会社である伊那市の株式会社JA菜園の圃場でアスパラガス一年養成株を配付した。今年は、新規や補植、改植を行う生産者34人へ35000株を配付。19日には現地講習会を開き、JA担当職員が定植時の注意点や定植後の栽培管理について要点を説明した。
同JAのアスパラガスは色が濃く甘みの強さが特徴で、主力品目の一つとして生産規模を拡大している。同JA野菜部会アスパラガス専門部は、販売高10億円を目指し徹底したかん水作業や施肥管理を呼びかけている。今年収穫するアスパラガスは、昨年の秋頃にしっかり光合成させたことで着実に養分転流し、太物率が高い傾向。JA管内は4月中旬頃から収穫最盛期を迎える予定だ。
配付した一年養成株は伊那市の育苗所で播種をし、同社で養成したもの。同社は、昨年に引き続き全面マルチを使用することで雑草を抑制し、栽培管理の負担を大幅に軽減した。今年は適度な降水量で発芽率もよく、良品な一年養成株が配付された。
3月28日、生産者らは事前に決められた区画から一年養成株を掘り起こした。今後、生産者のハウスで定植し、今年の夏から収穫する。
同社の堀内実場長は「一年養成株を定植してもらうことで10億円産地という目標に少しでも貢献でき、アスパラガス生産者がさらに増えてくれたら嬉しい」と話した。

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