4月1日から、2人の未来のブドウ農家が新たなスタートを切る。就農を支援するJA信州うえだの子会社(有)信州うえだファームに、新たに研修生として2人が入社する。同社は3月25日、上田市のJA本所で2026年度の研修生の入社式を開いて、2人を激励した。
同社は09年から、行政等と協力し新たな担い手を育てる新規就農者育成事業に取り組んでいる。Iターンを含めて就農希望者を研修生として受け入れ、社員として雇用。栽培技術の習得や経営管理能力を養うための研修を実地で行い、独立就農を支援する。
研修圃場は同社が借り受けて施設改修や果樹の改植などを進め、整備した農地を提供。研修後はその圃場を研修生が引継ぎ、就農する。研修期間は2年を基本とし、その間に認定農業者になることや、研修終了後はJA組合員となり管内市町村に在住することなどを条件としている。
今年度の受け入れは、京都市出身と上田市出身の2人。生食ブドウの栽培農家を目指す。研修生は、「一日も早くこの地に慣れ、おいしいブドウを作れるよう技術を習得して、地域に貢献できるように努力していきたい」と、決意を述べた。
同社の𠮷池卓司代表取締役は、「地元の生産者そして販売者・消費者との信頼を築き、品質の高さと安定供給を実現していく責任を胸に日々の努力を重ねてほしい」と、激励した。