JA信州うえだ川西ぶどう部会は3月9日、上田市中野のモルティしおだで定期総会を開いた。部会員やJA・行政関係者ら約70名が参加して、2025年度事業報告や2026年度事業計画など4議案を可決。部会功労者として25人を発表したほか、昨年9月のJA信州うえだぶどう(シャインマスカット)品評会の同部会入賞者を表彰した。
同部会は、25年度の部員数が92人。部会員の高齢化や担い手の不足に悩んでいたが、近年はJA信州うえだの子会社(有)信州うえだファームや行政との連携により、少しずつ新規の部会員が増えている。こうした新規会員と先輩部会員が交流し先達の経験と知識を次世代へつなげようと、23年度には各支会・支部で座談会を開催。「どうする川西 この先10年を考えよう」と、産地の維持・発展を話し合った。2032年には同部会の支会のひとつ塩田支会地区でブドウ栽培70年を迎える節目もあり、「2033年に向けて」は、部会員一丸となるスローガンだ。
26年度も、高品質で均一なブドウ栽培に向けて、講習会や園地点検等の開催を継続。「うまいぶどう作り」に向けて一人ひとりの意識を高めて、産地の信頼・評価を上げ、次世代へつなぐ産地づくりを目指す。
また、役員改選では、部会長に塩田支会の髙野尚一さん、副部会長に丸子支会の田中守さんを選んだ。
総会にあわせて「令和7年度ぶどう栽培を振り返って」と題して講演会を行い、上田農業農村支援センターの技術経営普及課小笠原理世課長補佐を講師に、少雨・高温で栽培管理が難しかった25年度を振り返りながら、気候変動に対応した高品質栽培のポイントなどを学んだ。