JA上伊那生産者直売部会出荷者講習会 消費者が望む「食の安全」を徹底

JA上伊那
会議で挨拶をする米山課長(長野県飯島町で)
会議で挨拶をする米山課長(長野県飯島町で)

JA上伊那は3月9日から13日の5日間、管内7会場でJA上伊那生産者直売部会出荷者講習会を開いた。参加した計621人の生産者は、安全安心な農産物を直売所へ出荷するため、栽培から出荷までの商品管理について注意点を確認した。
2025年度の農産物は、凍霜害や台風などの大きな影響は見られなかったものの、4月の日照不足や夏場の高温などが一部作物の生育不良の原因となった。また、干ばつの影響で松茸が不作となり店舗ごとの販売金額に変動はあったが、いちごや山菜類の販売が好調に推移したことで、直売所全体の販売金額は6.5億円(前年対比100.4%)と昨年度を上回った。
13日、飯島町のJA飯島支所で開かれた講習会には生産者48人が出席した。JA担当職員が栽培管理や荷造りなどの注意点を説明。失効・登録変更となった農薬を確認して正しく使用することや、出荷物管理日誌を必ず提出することを再確認した。また26年度から、消費者の「色々な品種を少しずつ味わいたい」という多くの要望を叶えるため、条件付きで同一作物の品種混合出荷を可能とした。通常の一品種ごとの販売と加えて、初めての試みに期待が高まっている。
同JA営農経済部販売戦略課の米山真課長は「直売所は地元の新鮮な農産物を販売できるという強みがある。自らの健康にも留意しながら安全安心な農産物を出荷してほしい」と呼びかけた。

MENU