JAグリーン長野営農販売部は3月12日から14日にかけ、長野市篠ノ井の営農センターで「A・コープ直売所新規販売希望者説明会」を開いた。10組11人が参加。2026年度からのA・コープファーマーズ店舗3店舗直売所への出荷者・出荷量拡大につなげる。
説明会開催のきっかけは、同JAが25年度に行った「正組合員向け農業経営実態調査」の結果を踏まえたもの。「農作物を栽培しているが、販売はしていない」との回答や、農業経営の将来像において「販売したい」との意向があったことを含め、まずはA・コープファーマーズ3店舗の直売コーナーへの出荷をめざしてもらおうと企画した。
当日は同部営業課の職員がA・コープ直売所に出荷するために加入してもらう「A・コープ直売会」をはじめ、出荷販売にかかる規約や規定、注意事項などを説明。A・コープ直売所への出荷の魅力として「お客様との距離が近く、直接、笑顔が見られる喜びがあり、やりがいにつながる」と強調した。
昨年から共選出荷を行っているという参加者は「直売所にも出荷することで、少しでも手取りにつなげたいし、ロスを減らしたい」と意気込んだ。また別の参加者は、「ずっと出荷に興味を持っていたので、説明を聞けてやる気が高まった」と話した。初日の説明会に参加したA・コープファーマーズ篠ノ井店長は「直売コーナーは約1000人の会員によって出荷されており、売り上げも大きい。仲間になって多くの出荷をお願いしたい」と呼び掛けた。
全参加者が前向きであったことから、全員に申込書を配布。申込書が提出されたところで、個別に加入要件を満たすかなどを確認したのち、4月以降の出荷販売につなげる。JAでは、引き続き、定期的ないしスポット的に説明会を開催し、販売農家の確保・生産者手取りの向上につなげていく考え。