水稲採取部会 優良種子生産に取り組み前年9%増

JAあづみ
25年度産の確認をする生産者ら(長野県安曇野市で)
25年度産の確認をする生産者ら(長野県安曇野市で)

JAあづみ水稲採種部会は3月19日、安曇野市で25年度通常総会を開催した。一般社団法人長野県原種センターや県農業農村支援センター、JA全農長野を招き、部会員やJA役職員20人が出席。JAの25年産種子確保の実績は、13万6700キロ(契約数量対比9%増)と報告した。
25年度産は、初期の生育が概ね良好であったものの、6月下旬から9月の高温によって生育が急速に進み、コシヒカリは幼穂形成期や出穂期が例年より7~10日間ほど前進した。コシヒカリでは黒く変色する「褐変」が見られたものの、高品質で推移し、全体の歩留まりは63%(前年比2%増)となった。
同部会では、優良種子の生産と契約数量の全量確保するために様々な取り組みを行っている。主に、種子伝染性病害(ばか苗病)を未然に防止することを目的に16年度から、JA職員らで全部会員の苗床巡回を行っているほか、7~8月にかけて、県農業農村支援センターが各品種別に圃場審査を実施している。25年度も全部会員が圃場審査を合格するなど、部会一丸となって種子生産に取り組んでいる。
26年度は引き続き、優良種子の生産と契約数量の全量確保に取り組み、栽培講習会の開催や、歩留まりや発芽率向上に向けた栽培技術の確立を図っていく。
営農経済事業部米穀課の西牧宏代理は「厳しい気象条件の中、部会員の想像以上の努力により優良種子が生産できてきた。部会員数も減少しているが、26年産も優良種子生産に向けて部会員・関係機関と協力しながら契約数量確保に努めていきたい」と話した。

MENU