茅野市のJA信州諏訪茅野中央支所は3月13日、茅野市の金沢小学校5年生が招待した「アイガモ感謝の会」に出席した。児童やJA職員、学校ボランティアなど約40人が参加。児童は、1年間の稲作体験やアイガモ農法などを通して、命の大切さを再認識した。
児童は2025年度、7月から稲作体験を行う田んぼでアイガモ24羽を卵から飼育。アイガモの今後を何度も話し合ってきた。「食べるのは可哀そう」という意見もあったが「自分たちが生きるために、感謝の気持ちを持って食べることが命を繋ぐことだ」と結論に至った。地元飲食店「匠亭」に協力を依頼し、会を企画した。
この日は、もち米できな粉餅とあんこ餅を作ったほか、アイガモを鴨鍋やチャーハンなどに調理して皆で味わった。食事後は、JAやお世話になった人へお礼の言葉を贈り、1年間の経験が成長につながったことに感謝を述べた。
田中燿さん(11)は「1年間、大変なことも多かったが楽しかった。悲しかったがおいしく食べることができ良かった」と話し、福島翔さん(11)は「いろいろな体験ができて最高だった。食べることに感謝していきたい」と話した。
同支所の野明光幸統括所長は「児童にとって充実した経験になってよかった。アイガモもきっと喜んでいる」と児童の成長を応援した。