年齢問わず学びの場に 帰農塾スタート

JAみなみ信州
各コースごと講座内容を確認する参加者ら
各コースごと講座内容を確認する参加者ら

JAみなみ信州と長野県が行う農業の担い手づくりの取り組み「帰農塾」は10日、飯田市の飯田合同庁舎で2026年度帰農塾開講式を開いた。この日は受講生36人、同JA、南信州農業農村支援センター、各コースの講師らが参加した。今年度は60人が受講し、南信州地域への移住者や夫婦、親子での参加者もいる。10代から70代と年齢層も幅広く、農業を始めたい人の学びの場となっている。
佐々木裕さん(54・阿南町)は初めての受講で柿とぶどうコースを受講する。佐々木さんは「野菜を少しつくっているが、もう少し収入を得るための品目選びの参考にしようと参加した。基礎から学んでしっかり検討したい」と話した。
同JA営農部の関口広登部長は「これから農業を始めたいと考えている方に農業の基礎を学んでいただき、直売所出荷など目指していただけたらうれしい。皆さんの意欲に応えられるよう、JAもしっかりと応援していきます」と激励した。
同塾は2007年から取り組みが始まり今年で20年目。これまで累計で約900人が受講し、帰農塾をきっかけに直売所への出荷や農業経営を始めた人もいる。全員が受講できる基礎講座と、「ぶどう」「柿」「なし」「きゅうり」「アスパラガス」「ピーマン」コースから選択する6つの専門講座がある。各コース年間5回程度の講座を開く。
開講式のあとには第1回基礎講座「農薬の適正使用」を行い、今シーズンの講座が始まった。

MENU