JA上伊那営農経済部は毎年、ぶどうの幼木剪定巡回を実施している。管内の早期成園化を目的としており、定植1~5年目の幼木を対象に、巡回を希望した生産者の農園を巡回。今年は、管内6件を巡回しJA担当職員が栽培管理を指導した。
近年、シャインマスカットの人気は上昇しており、ぶどう生産者は増加傾向。2025年度は病害の発生が少なく順調な生育となった。8月以降は降水量が増加し、特にシャインマスカットの糖度が停滞したことから、細かな栽培管理が重要となる。
9日、宮田村の葛谷律子さんの農園を巡回し、剪定作業や施肥管理などについて指導した。JA担当職員は定植5年目の幼木を確認後、残す枝や剪定する位置を説明。葛谷さんは剪定作業のポイントを聞きながら、今後実るぶどうに栄養が届くように枝を切った。また、JA担当職員はぶどうのシミを抑制するため、カルシウムなどを適度に施肥するよう指導した。
葛谷さんは「ぶどうは栽培技術が多く難しいため、巡回に来てくれて助かっている。量よりも品質にこだわり、昨年よりも良品な房づくりに努めたい」と話した。
JA担当職員は「早期成園化に向けて、基準通りの房づくりを行ってもらえるよう、引き続き指導していく」と話した。