25年産「梨」 市場での引き合い強く販売高27%増

JAあづみ
25年産について確認をするJA職員
25年産について確認をするJA職員

JAあづみ梨部会の2025年度生産販売高は、1億6199万円、(計画対比27%増)、数量は同比91%、4万3812?であった。13日に安曇野市で開いた25年度梨部会生産販売実績検討会で報告した。部会員やJA職員、全農長野、市場関係者ら約30人が参加。
25年度産は、春先の凍霜害による被害は少なかったものの、開花時の受粉環境が悪く、南水園では一部不受精、他品種では果形の悪い果実が見られた。しかし「幸水」「豊水」「サンセーキ」で近年増加していた黒星病は、生産者による防除徹底の努力や、高温で少雨であったことから被害を抑えることができた。
販売面では「幸水」「豊水」は、市場での引き合いが強く、順調な販売となり高単価で価格維持ができた。品質・食味が非常に高い評価を受けたことも高単価の推移に繋がった。特に「南水」は、価格と需要を考慮した計画選果に取組み、前倒し定期出荷を行った。市場の評価は高く、食味・鮮度において他産地に比べてもトップの立ち位置を確立した結果となった。同JAが価格安定を目的に取り組む特殊流通の「シャキット便」は、朝収穫したものを当日、消費地に届ける。約20年続く販売方法で、25年度も「幸水」と「豊水」をユーコープへ出荷し、価格の安定につながった。
また、株式会社ファミリーマートで長野県産の果汁を60%使用したアイス「とろける食感 ぎゅっと梨」を25年8月に全国で販売されたことをきっかけに、同JA同部会の取材がホームページに掲載されるなど、産地の知名度向上につながるきっかけとなった。
26年度は、引き合いが強く盆前出荷ができる「はつまる」の生産や、①生産振興②梨の団地化と圃場の流動化と後継者育成対応③異常気象による栽培技術の向上④特殊流通「シャキット便」に取り組んでいく。

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