将来にわたり地域農業を牽引するリーダーの育成を目指すJAみなみ信州組合員大学「みなみ未来塾(塾長:JA長野開発機構 小松泰信研究所長)は2日、飯田市の同JA本所で生産者や組合員を対象にセミナーを開いた。JAや協同組合運動への関心、興味を持つきっかけづくりとして初めて開催。同JA管内の生産者や組合員、地域おこし協力隊30人、同JA役職員12人が参加しドキュメンタリー映画上映、塾長講話などを行った。
セミナーに参加した柳沢通子さん(57・天龍村)は、「映画に出てくる方々の生き生きとした姿や言葉にハッとした。農業を楽しんでやってみようという気持ちになれた」と話した。また参加者からのアンケートには「農業への情熱が薄れていたが、なんとなく体温が上がった気がする」といった感想も書かれた。
同セミナーでは「食と農の架け橋」をテーマに、農業に奮闘する農業者たちにスポットを当てたドキュメンタリー映画「百姓の百の声」を上映したあと、小松塾長が「地域を育てる力を育む」をテーマに講話した。
同大学学長で同JAの中村彰組合長は「南信州は農業人口が減る一方で、移住就農する若者もいる魅力ある地域。今日のセミナーを皆さんの農業に役立てていただき、将来的にJAと一緒になって地域農業を盛り上げてほしい」とあいさつした。
同大学はこれまで第2期生までの34人が修了した。同セミナー後は卒塾生による意見交換会も開き交流を深めた。同JAは今後、同塾第3期開講を見据え複数回の単独セミナー開催を計画している。