伊那市の伊那華のみそ娘加工組合で、JA上伊那のプライベートブランドである「伊那華のみそ娘」の今季の仕込み作業が本格化している。
「伊那華のみそ娘」は上伊那産の大豆を100%使用した無添加の味噌で、芳醇な香りと深い味わいが特徴だ。組合員は昔ながらの伝統的な技法の手作業で作業をしており、雑菌の繁殖を防ぎ発酵を促進させるため、毎年この時期に寒仕込みをする。今季は3月上旬までに5トンを仕込む予定だ。
2月18日、組合員5人は同組合の加工施設で350キロの味噌を仕込んだ。自家製の米麹と蒸してすりつぶした大豆、粗塩などを混ぜ合わせた後、しっかりと発酵させるため「美味しくなりますように」と願いを込め、空気を抜きながら樽に詰めた。また、専用の機械で30分ほど蒸した米に?菌を混ぜて発酵機に入れ、後日使用する米麹を作った。味噌は、7月頃まで貯蔵庫で熟成させてから天地返しを行い、再び熟成させ来年2月頃に完成する。
「伊那華のみそ娘」は管内の一部の保育園や小中学校の給食に使われるほか、JA農産物直売所やファミリーマートJA店、A・コープ店などで販売している。
同組合の小林都志子組合長は「地元で生産された米や大豆を使用しており、安全安心な味噌ができあがる。ぜひ、ほかの味噌と食べ比べて『伊那華のみそ娘』のおいしさを知ってもらいたい」と話した。