JAみなみ信州竜丘支所は1月27日、同地区の竜丘自治振興センターで組合員らおよそ60人が参加し、「竜峡地区のつどい」を開いた。竜峡地区はりんごを中心に果樹、野菜、花き、畜産と農業が盛んに営まれ、同JA女性部や地域農家による子どもたちへの食育活動も活発に行われている。飯田市の中でも竜峡地域への新規就農者が全体の約5割と最も多く、2021年度から5年間で9人が新規就農している。このような中で自分たちの地域の魅力を再認識し、これからの地域農業を共に考える機会として初めて開いた。
同集い実行委員長で同JAの松尾新示理事は「生き甲斐にもなり得る農業がこの地域の魅力のひとつ。若い皆さんにも頑張っていただけるよう、今日の集いを元気な竜峡地区の発展につなげたい」とあいさつした。
つどいでは「Iターン者から見た竜峡地区農業の魅力」をテーマに新規就農者3名によるパネルディスカッションを行った。竜峡地区を就農先に選んだ理由として自然環境の豊かさ、「地域に受け入れてもらえ、支えてもらっている」と地域の人柄のあたたかさ、「適切な農地や住宅が見つけられた」と農地バンクを活用するなど地域で農業振興に取り組んでいることなどがあげられた。「充実感ある農業ができており、この地域に移住して良かった」と語られ、「竜峡地区の魅力は、ここに集まる地域の皆さんそのもの」と締めくくった。
つどいでは各生産品目の優績農家表彰、新規就農者激励賞、元気はつらつ農業者表彰で組合員21人を表彰した。最後には今年新規就農予定の2人を紹介し、就農に向けた支援を呼び掛けた。
同地区では毎年JA祭を行っていたが、今年は会場としていた駐車場の整備工事に伴い開催できなかったことから、組合員が集う機会を模索する中、この度のつどい開催を企画した。