矢野賢太郎さん 取り組みが高く評価され中央果実協会理事長賞を受賞

JAみなみ信州
表彰を受ける矢野さん
表彰を受ける矢野さん

喬木村の矢野賢太郎さん(25)は、公益財団法人中央果実協会主催「2025年度果樹農業における担い手の育成及び活躍表彰 活躍する担い手の部」で中央果実協会理事長賞を受賞した。3日、全国の表彰者をつなぎオンラインで行われた表彰式で表彰を受けた。南信州へ移住就農し6年目となる矢野さんの農業へ取り組みや成果、地域での活躍が高く評価された。
矢野さんは「基本に忠実に、わからないことは素直に聞くことを大切にしてきた。食べてもらう人に笑顔になってもらえるものをつくり、これから農業を始める人にも魅力ややりがいを感じてもらえるような情報発信にも貢献していきたい」と話した。
矢野さんは埼玉県出身。農業高校在学中に卒業後の就農を目指し就農イベントに参加し、南信州管内14市町村とJAみなみ信州が運営する「南信州担い手就農プロデュース」と出会った。相談を重ね、同プロデュースが取り組む南信州担い手就農研修制度の第1期生として入所し、2年間の就農研修を経て21年に喬木村で新規就農した。現在は夏秋きゅうり(露地4アール・施設5アール)と市田柿(栽培面積68アール)、稲作15アールの複合経営を行っている。栽培・加工技術研鑽、経営改善に意欲的に取り組み、24年度には同JA市田柿品質コンクールで最優秀賞を受賞した。また地域住民とのサツマイモの共同栽培や地元の消防団に参画するなど積極的に地域での仲間づくりを行い、地域農業の次世代を担う人材としても活躍している。
同協会では果樹生産現場で担い手の育成・確保に取り組んでいる組織や果樹経営で積極的に挑戦している生産者を表彰しており、今年で3年目。今年度は担い手の育成・確保の部3組織、活躍する担い手の部2生産者が表彰を受けた。

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