花き生産振興大会 ダリア取扱数量6%増

JAみなみ信州
あいさつする木下部会長
あいさつする木下部会長

JAみなみ信州花き部会と同JAは30日、飯田市の同JA本所で「2025年度花き生産振興大会」を開いた。同部会員、同JA役職員、市場関係者、全農長野職員らおよそ60人が参加し、25年度生産販売経過と26年度生産振興方針を確認し市場との懇談を行った。
同部会の木下忠利部会長は「近年の気候変動で花にとっても過酷な栽培環境となっている。厳しい中ではあるが、これからも見る人の心に残る花を部会員一丸となって生産していきたい」とあいさつした。
同部会では今後、販売金額8億円を掲げ、ダリアなどのメインから実物、草花まで季節感のある花きを通年出荷できる産地としてダリアやデルフィニウム、ほおずきやケイトウ類、ビバーナム類や南天に加えユーカリやマリーゴールドなどを中心に生産振興に取り組む。天候不順に左右されない産地づくりが重要であるとして施設化や潅水設備の整備推進、定期的な予防防除の徹底などをさらに強化する。
2025年度は夏場の高温や集中豪雨による病害虫被害発生、品質低下などに苦慮したが、生産者の防除による品質向上や同JA総合集荷販売センターでの検品作業も重ねて行い品質の安定に努めた。栽培者が増加したダリアでは取扱数量874,440本(前年比6%増)となった。販売では季節のイベント需要に合わせた出荷に努め、花き全体で約5億3,183万円(前年比0.8%減)となった。
市場からは「他にない品目産地」と評価され、マリーゴールドやエキナセナ、観賞用トウガラシなど具体的な生産振興を期待する品目の提案があった。
同JAでは昨年度よりインスタグラムを使った産地情報の配信を行っており、市場や消費者へのPRにも力を入れている。

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