共同剪定 果樹の健康を維持

JA上伊那
剪定作業をする会員
剪定作業をする会員

JA上伊那果樹部会北部研究会とJA上伊那は1月20日から26日までの計5日間、リンゴとナシの共同剪定作業を行った。毎年、高齢などで選定作業を行うことが困難な生産者の支援を目的に、事前に希望する果樹園を取りまとめて剪定作業を行っている。今年は伊那市や南箕輪村、箕輪町、辰野町の生産者からリンゴ園6件(143アール)、ナシ園5件(87アール)の申し込みがあり、会員らは電動鋏や鋸などを使用して丁寧に作業した。
同会の共同剪定は必ず園主に出席してもらい、意向を確認しながら作業を進めることができるため好評だ。ベテラン農家から新規生産者などの若手農家が集まり作業することで、剪定技術力の向上や生産者同士の交流にもつながっている。同会はほかにも、栽培技術向上のための定例会議や県内外への視察研修も行っている。
初日は、会員とJA担当職員ら24人が参加し、リンゴとナシの果樹園に分かれて剪定作業を行った。ナシ園を担当した10人は、箕輪町の果樹園(計24アール)で「南水」と「幸水」の木を剪定。会員らは剪定する枝に悩みながらも、園主と相談して残す側枝を見分けて的確に作業を進めた。
JA担当職員は「共同剪定は園主と一緒に作業を行うことで、栽培の苦労や改善点などの情報を共有することができ、翌年以降の栽培技術向上につながっている。生産者の高齢化や後継者不足などで果樹栽培の難しさを感じることもあるが、今後も地域の生産者と協力しながら上伊那の果樹栽培を盛り上げていきたい」と話した。

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