ジュース用トマト共進会 農林水産大臣賞に二木秀幸さん(梓川)長野県知事賞に務台康紀さん(温)が受賞

JAあづみ
受賞した二木秀幸さん(左)と務台康紀さん
受賞した二木秀幸さん(左)と務台康紀さん

2025年度長野県ジュース用トマト生産力向上共進会表彰式が1月20日、松本市で行われ、JAあづみジュース用トマト部会の2名が表彰された。農林水産大臣賞に二木秀幸さん(梓川)、長野県知事賞に務台康紀さん(温)が受賞。
野菜の重点振興品目であるジュース用トマトの生産力強化のため、同会を通じて生産安定と品質向上を図り、生産者の経営安定を目的に毎年開催している。効率的な栽培管理による省力化や労力確保、厳しい気象条件に対応した柔軟な発想と工夫、行動力がある生産者など県内生産者の9人を表彰した。
農林水産大臣賞の二木秀幸さんは、ジュース用トマトを13アール栽培しているほか、プルーンやアスパラガスなどの複合経営に取り組み、所得向上を図っている。作業効率をよくするため、先輩農家の二木栄治さんより伝授された株分け法である「ひったおし株分け法」を実施。株分けをしながら管理を行い、日焼け果の防止につなげることで収量を上げた。生育状況と管理栽培の高さ、地区の部会長として他の生産者との情報共有を行うなど生産振興への尽力が高い評価を受けた。
長野県知事賞の務台康紀さんは、ジュース用トマトを10アール栽培。ほかにも、スイートコーンや野菜などの時期を調整して栽培し、所得の向上を図っている。豚ぷん堆肥や稲わらによる土づくりと、効率的な施肥で樹勢の維持を行い、リーフカバーの確保、さらに藁かけによる日焼け果対策に努め、10アールあたり11トンと高い反収を上げ評価された。
表彰式のあとには、優良事例の紹介として、二木秀幸さんが「ひったおし株分け法」のやり方を動画で流しながら説明した。
JAあづみの出荷実績は1553トン(前年対比91%)、10アールあたりの収量は4.9トン(同比98%)。部会全体として、今後も受賞した生産者などからの説明も交えながら、反収増加の取り組みや栽培面積の増加に向けた取り組みを行っていく。

MENU