共選アスパラガス出荷反省会 他産地との差別化を図る

JA上伊那
反省会で挨拶をする野澤専門部長
反省会で挨拶をする野澤専門部長

JA上伊那野菜部会アスパラガス専門部は12月25日、伊那市のJA本所で2025年度共選アスパラガス出荷反省会を開いた。会議には生産者や市場関係者、JA全農長野、JA担当職員ら55人が出席。共選施設を通して出荷しているアスパラガスの販売実績や市場情勢などの情報を共有した。
同JAの主力品目であるアスパラガスの生産量は県内1位を誇っている。25年3月には、全国で初となる人工知能(AI)機能付きの自動選別機を導入した共選施設が竣工した。品質の統一化を図るほか、作業効率を向上させることで面積や反収の拡大を目指している。25年度の共選出荷数量は全体の6割を超え、機械選荷の評価は高く順調に実績を伸ばしている。
25年度の生育は、秋期の高温の影響や、少雨の影響で春先の出荷量が減少したが、従来の規格に加えてバラ規格などの契約取引を拡大したことで量販店からの評価が高まり高単価で推移した。
反省会では、次年度の栽培についても情報を共有した。野澤典生専門部長は「消費者に喜ばれる商品を作るため試行錯誤してきた。市場の状況を聞いて上伊那のアスパラガスをブランド化していこう」とあいさつした。市場関係者は、アスパラガスは消費者からの需要が高いことを説明。産地と出荷動向を共有することで、さらなる有利販売につなげていきたいと話した。
JA担当職員は「稼働初年度は試行錯誤しながら進め、AIを含めた機械の調整を行った。25年度のデータをもとに次年度も課題解決や営農指導を行い、アスパラガスの産地化を図っていきたい」と話した。

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