梨剪定講習会 樹形を整えて品質安定を目指す

JA上伊那
剪定作業を実演するJA担当職員
剪定作業を実演するJA担当職員

JA上伊那果樹部会は12月3日から5日の3日間、6会場で梨剪定講習会を開いた。講習会には生産者やJA担当職員ら合計27人が出席。今年の栽培の課題点や剪定作業の重要性を再確認し、情報を共有することで来年の栽培につなげることが目的だ。
今年は高温の影響で、小玉果や日焼け果が無袋栽培の品種で特に多発した。しかし、昼夜の寒暖差が大きかったことや適期収穫に努めたことで糖度が高い良品となり、販売価格は高単価で推移した。同部会では近年の高温を課題とし、指導用の樹を利用して来年から遮光資材で日焼け対策の試験を行うなど、品質向上に取り組んでいく。
5日、飯島町にある森本勝弘さんの圃場で開かれた講習会には、生産者やJA担当職員ら8人が出席。JA担当職員は、品種によって主枝の本数や側枝の切り方が異なることを説明し、剪定作業を実演した。力強く枝を切ると樹勢を増すことができ、樹形を整えることで果実の品質安定を見込めるため、剪定する側枝を選択しながら作業をする重要性を伝えた。
JA担当職員は「近年、主枝や亜主枝などが強大化し、果実を実らせるスペースが減少している圃場がある。花芽が付く良質な側枝は5~7年程度使用できるため、圃場の様子を確認しながら剪定作業に努めてほしい」と呼びかけた。

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