JA長野県グループが展開する「国際協力田運動」としてJAあづみとコープながのは12月6日、安曇野市でアフリカ・マリ共和国への国際協力田支援米の発送式を開いた。コープながの組合員と家族、生産者、JA職員ら約20人が参加した。
発送した90キロの米は平林玲子理事が生産・管理を行った。参加者は現地の言葉でのメッセージやイラストなどを米袋に書いた。記入した後は、内堀醸造株式会社による「お酢」の学習会を開催し、星型の飾り巻き寿司をつくり和気あいあいとした雰囲気で行われた。
マリ共和国は世界最貧国の一つで、干ばつや難民の流入による食料不足で飢餓が発生している。生産した支援米を送ることで、紛争の予防や世界の食糧不足に苦しむ人々を救うことにつながっている。この取り組みは、世界の貧困や平和、食料不足などについて考えるきっかけとなりJA長野県グループの「国際協力田運動」は28年目を迎えた。同JAはコープながのと連携して同運動に取り組み23年目。持続可能な開発目標(SDGs)の活動に位置付けている。
発送した支援米は16日に長野市で集約し、来年の1月にマリ共和国へ送る予定だ。
営農経済事業部農業企画課の原一道主任は「この取り組みを通じて、日本の食糧事情が世界で起こっている飢餓、紛争などと結びついている現実を知ってもらい考えるきっかけになれば」と話した。