ズッキーニ出荷反省会、次年度推進会議 出荷数量・販売金額ともに前年増

JA上伊那
部会員に呼びかける藤綱部会長
部会員に呼びかける藤綱部会長

JA上伊那野菜部会の2025年度ズッキーニの出荷数量は約14万4,000キロ(前年対比139%)、販売金額約6,200万円(同121%)となった。今年は定植時の低温が少なかったことで順調な生育となり、品質も安定した。
ズッキーニは中山間地域などの面積の小さい圃場でも生産しやすく、鳥獣被害を受けにくい品目として注目され、販売単価が安定しているのが強み。学校給食や病院食用として国産の需要が高まっている。管内では生産者数・栽培面積ともに増加しており、今年は56戸が栽培面積約11.2ヘクタールで生産した。
11月25日には、ズッキーニ出荷反省会と次年度推進会議を伊那市のJA上伊那春富支所で開いた。生産者や市場、JA全農長野、JA上伊那の担当職員ら34人が出席し、25年度の出荷販売実績や新品種の試験栽培結果、26年度の計画などを説明した。
JAでは、近年問題となっている猛暑による品質不良に対応するため、高温でも安定した着果が見込める新たな品種を試験的に栽培。同じ条件下で栽培した慣行2品種に比べ、収穫時の作業性や果形の揃いによる出荷作業の省力化に期待ができる結果となった。
26年度は栽培時期に合わせた品種選定で、品質や出荷数量のさらなる向上を目指す。
同部会の藤綱史樹部会長は「消費者の皆さんにもズッキーニという野菜が徐々に浸透し始め、認知度が上がってきている。産地形成をしっかりと行うことで安心して栽培できるようにしていきたい」と意気込んだ。

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